はじめに
これまで接続端子がUSBマイクロBやUSB-Cの2.5インチドライブケースを6個ほど
購入し、お古のSSDを入れてOSイメージなどバックアップに使っています。
ARIOUE(SALCARと同等品)のUSBマイクロB接続
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カラーはブラックとシルバー
の3つを分解したり、ベンチマークテストして比べてみます。
SALCARのUSBマイクロB接続とUSB-C接続
外観で違いが見られるのは接続端子部分のみ
分解のために後ろカバーを外してみても、内側に金型の識別番号と
思われる数字の有無などわずかに違いが見られますが、入れ替えても
問題なく使えます。
接続方式や製造時期の差か、内部フレームはインジケーターランプ回りに
少々違いが見られます。
SALCARのUSB-C接続とグリーンハウスのUSB-C接続
ロゴと外装カラーの違いはありますが、同じに見えます。
後ろカバーを外した所も先と同様にわずかな違いしかありません。
もちろん入れ替えても全く問題ありません。
内部フレームも先ほどと同様、インジケーターランプ回りの違いのみで
グリーンハウスの方は先のSALCAR、USBマイクロB接続と同じに見えます。
SALCARのUSBマイクロB接続とグリーンハウスのUSB-C接続の内部フレーム
外観は接続端子以外同じに見えます。
また、インジケーターランプ部分のカバーは外れるので、ロットにより
変わるのかもしれません。
インジケーターランプ
インジケーターランプは SALCAR がどちらも青
グリーンハウス が緑となっています。
ベンチマーク結果
ベンチマークはすべてのケースで
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容量バリエーションは 120/250/500GB/1TB、カラーはホワイトとブラック
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を分解して取り出した同一の2.5インチSSD、120GBを使用しました。
元々この外付けSSDは接続が不調になりやすいらしく、その対策として
2.5ドライブケースを用意していたのです。
また、接続先はUSB-Aに統一するためにUSBマイクロBのケースは付属のケーブルを
使用し、USB-C接続のケースはUSB-C:USB-Aの変換ケーブルを使用。
そのベンチマークテストの結果は以下の通り。
ドライブケース | 読取り(MB/s) | 書込み(MB/s) |
---|---|---|
SALCAR:USBマイクロB | 402.46 | 374.20 |
SALCAR:USB-C | 412.33 | 375.19 |
グリーンハウス:USB-C | 412.55 | 375.37 |
SALCARのUSBマイクロBはUSB-Cに比べて読取りが少々遅く、USB-C接続は
SALCAR と グリーンハウス 双方読取り書込み共に小数点より上の数値が
全く同じという結果になりました。
コントロールチップ
それぞれのコントロールチップを調べてみました。
ドライブケース | コントロールチップ |
---|---|
Salcar USBマイクロB接続 | JMS578 |
Salcar USB-C接続 | ASM1051E,ASM1053E,ASM1153,ASM1153E |
グリーンハウスUSB-C接続 | ASM1051E,ASM1053E,ASM1153,ASM1153E |
グリーンハウスの搭載チップセットはパッケージに ASM235CM と記載が
ありましたが、自分が調べてみた所上記の結果でした。
Salcar のUSB-C接続の物とグリーンハウスは同様のチップセットが確認されたので
やはりこの2つは基本的に同じ物でしょう。
最後に
SALCAR のUSBマイクロBとUSB-C接続のドライブケースは外装が共通で
内部フレームもかなりの部分まで共通とうまい具合にコストをかけず
製品化しています。
さらに工具無しで分解できて、ドライブをビスで固定せずとも使用可能
という使い勝手の良い物。
グリーンハウスの物はOEMと思われ、国内メーカーで保証がしっかりとしている
であろうという点と、USB-A→USB-C変換が付属している分とカラーがシルバー
のせいか、SALCAR よりも割高となっていますが、性能的にはもちろん変わらず。
ただ、今回のシルバーよりもブラックの方が売価は低くなっています。
どれもパソコンの認識や取り外しも速く、お古のSSDなどを活用するには
ちょうどいい物でした。
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