はじめに
現在Windows10で運用中のパソコンはWindows8時代に組んだデスクトップパソコンで
Windows11には対応しておらず、故障した部分を交換したり、ハードディスクを
SSDに乗せ換え、メモリー増設など延命しつつ現役で使っています。
そろそろUSB3.2 Gen.2 (10Gbps)にも対応しておこうと、USB-AとUSB-Cを
増設できる
玄人志向 ASMedia社製 ASM3142搭載 USB3.1 TypeA、TypeCインターフェース(PCI-Express x4接続) USB3.1AC-P2-PCIE [Amazon]
を購入しました。
・ASMedia ASM3142チップ搭載で、2ポート同時使用時も高いパフォーマンスを発揮
・接続するコネクターの向きを気にせず使えるUSB Type-Cポートを搭載
・インターフェース:PCI Express x4
・PCI Express接続レーン数は x2 ですが、マザーボードとの接続には x4 スロットが必要です。
・TypeCポートは最大出力 5V/3A の給電が可能、2ポート同時出力時は合計5V/5.1Aの出力
・ロープロファイルブラケットを同梱しており、スリムPCへの増設も可能
・対応OS:Windows 10 / 8.1
※HP及び販売ページより
パッケージと付属品
パッケージサイズは140x177x高さ46mm

中身を取り出すと静電気防止袋にボードが入っているのですが、付属の
ロープロファイルブラケットも一緒に入っています。
ボードの標準ブラケットの外側に入れられてはいますが、輸送中の振動により
基盤側に移動し、ダメージを与える可能性もあるのでこの梱包方法はどうかと
感じました。

付属品は先ほども書いたロープロファイルブラケットのみで
説明書などはありません。

外観
基盤をじっくりと見たい方もいるかもしれないので
表と

裏

取付け
静電気を帯びないように注意して作業します。
デスクトップパソコンへの取り付けは電源をオフにして念のためケーブル類を
取り外し、ケースを開けて取り付け部分のブラケットを外し、PCI Express の
スロットに差込み、ねじ止めするだけ。
スロットに差込んでもうまくブラケットが合わない場合は、マザーボードの
固定ねじを少し緩めてやれば位置合わせができるかと思います。
SATA電源の接続を忘れずに。(向きに注意)

パソコンを起動すればOS標準ドライバーがインストールされて
使えるようになるはずですが、念のためデバイスマネージャー
を開いて問題が無い事を確認しておきます。
寸法など
PCI Express のスロット面やブラケットからパソコン内に出るおよその
寸法は下画像の通り。

USB-C x2の USB3.2C-P2-PCIE3 も同時に購入したのでサイズ比較。

端子キャップ
後日、未使用時の防塵のためにキャップを購入しました。
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monofive USB3.1 Type-Cコネクタ防塵保護カバー つまみストラップホール付き 黒(10個入り) PVCタイプ MF-TTEC-PV10 [Amazon]
キャップ有無の違いがわかりやすいよう USB3.2C-P2-PCIE3 の片側にかぶせた所。
材質はPVCなので硬い物です。

デスクトップパソコンの裏側で脱着しにくいため、2重リングを
取り付けてみました。
画像の物は自宅のジャンク箱から見つけた内径が8mmの物ですが
大き目のホームセンターで売っているかと思います。

最後に
このボードを増設後、パソコンを起動したらすんなりとドライバーが
入ったようでデバイスマネージャーも正常とあっけなく完了。
今回は昔ながらのUSB-A 3.0とUSB3.2 Gen.2 (10Gbps)のUSB-Aの比較をしつつ
USB-Cも増設したかったのでこのボードを選びました。
どうせならUSB-Cを2つ増設したいという場合は USB3.2C-P2-PCIE3 をお勧めします。
関連記事
[レビュー] 玄人志向 USB-Cx2 増設インターフェースボード USB3.2C-P2-PCIE3

玄人志向 ASMedia社製 ASM3142搭載 USB3.2 Type-C×2 インターフェース PCI-Express×4接続 USB3.2C-P2-PCIE3 [Amazon]
また、2022年モデルのパソコンに上記ボードを増設した場合や今回の
古いパソコンとで各種SDカードリーダーのベンチマークテストを実施。
関連記事:物欲、計測、カメラ
[比較検証] カードリーダーテストのまとめとSDカードとの相性検証 サンディスク キングストン プログレードデジタル

新旧パソコンで差が出たりと興味深い結果となっています。
USB3.2 Gen.2 (10Gbps)のUSB-AとUSB-Cが増設された事で新しい機器に対応でき
パソコンを延命できました。
メーカー製パソコンの場合はケースを開けた時点で保証外となります。
また、不慣れな方や自分でうまく増設する自信が無い場合は
PCショップなどに相談する事をお勧めします。
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購入価格税込み¥3,718-
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