[一工夫] G-Fun のコネクタ類をもっと使いやすくする その2

部材

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はじめに

金属で軽く手軽に自作したい、という時に最近よく使っているのが
「G-Fun」
アルミフレームをコネクタで繋いで組み立てるシステム。

メーカーHP
G-Fun Official Site

コネクタでがっちりと固定でき、簡単に直角が出せ、六角棒レンチ1本で
素早く組み立て可能な上、アクセサリー類も豊富。
物撮り用ブースの背景紙ホルダーやディフューザーの枠、ライトホルダーなど
木材と組み合わせたりして便利に使っています。

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しかし、色々とやっていると発売されている製品だけではできない事も
出てくるので、少々工夫などして使いやすくしてみました。
なお、メーカーが想定した使用方法とは異なるので、安全第一、自己責任の元
行ってください。

前回はコネクタの分解、組み立てを工具要らずでする方法や、可動コネクタを
固定する方法などでした。

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アイキャッチ画像

今回は壁面へG-Funの固定をするやり方です。

SGF-0204 GFSFコネクタS-S

SGF-0204 GFSFコネクタS-S はSシリーズのコネクタを壁面などのフラット部へ
取付けるためのパーツですが、基本的に壁面側へナットかタッピングを用いて
固定します。

下画像は使用例で黄色い部分が壁面と想定。
コネクタは SGF-0049 ダブルコネクタS

01
SGF-0204 GFSFコネクタS-S
通常固定

しかし、逆に壁面からボルトを出して SGF-0204 GFSFコネクタS-S 側にナットを
仕込んで固定したい場合も出てくるでしょう。

02
SGF-0204 GFSFコネクタS-S
逆固定

M4のボルトで固定する事が想定されていて、ボルト用の穴はφ4.2mmでヘッドが
収まる部分はφ7.5mm。
そのφ7.5mmの所へM4用ナットが収まれば理想的(下画像右)ですが、微妙な差で
収まりません(下画像左)。

03
SGF-0204 GFSFコネクタS-S
ナットは入らない

そこでナットの角をやすりで削ってみました。
下画像左:加工前、右:加工後

ほんのわずか削っただけです。
良く削れるやすりで5分もかかりませんでした。

04
SGF-0204 GFSFコネクタS-S
ナットの角を削る前後

ナットは小さく、手で持っていてはうまく削れません。
ペンチ等ではさんでもいいのですが、はさむ力をいれつつやすりで削るのも大変。

そんな時はバイスプライヤー(バイスグリップ)の出番です。
開き具合を調整してバチンとはさめばきっちりと固定され、削るのも楽ちん。

05
SGF-0204 GFSFコネクタS-S
バイスグリップ

バイスプライヤー(バイスグリップ))ではさんだせいでナット表面が所々傷付いていますが
これでナットが入るようになりました。
できればナットが脱落しないようぎゅっと押し込んでちょうど入るのが理想。

06
SGF-0204 GFSFコネクタS-S
ナット埋め込み完了

最後に

このように逆からねじ止めできるという事は仮固定後、これに付くコネクタや
フレームを先に組んでおいて、後からこの SGF-0204 GFSFコネクタS-S を
最終固定できるので、フレーム側の歪みが減らせる効果もあると思われます。

メーカーHPには製作意欲やアイデアが湧いてくるコミックや技術サポート情報で
カットサイズの自動算出ができたり、インナーとアウターのコネクタの違い
製作例など情報満載です。

さらに製品ページは各々の寸法や強度データ、さらには取り扱い店舗一覧まで記載。
DCM系列のカーマ、ホダカ、D2などで販売され、確認の上買い出しに行けるため
行ってみないと物があるかわからないなんて事もありません。
(品切れ、取扱い中止などを除く)

店頭では豪華なカタログ「G-Funデザインブック」が無料で配布されており
見ているだけでワクワクしてしまいます。

用途によってフレームの太さが3種類あり、コネクタなどの種類も多いので
まずはよくカタログやメーカーHPで研究する事をお勧めします。

G-Fun Sシリーズ

ホームセンターでの店頭販売やメーカー直販もあります。

バイスプライヤー(バイスグリップ)

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