はじめに
定期的に通っていた床屋が一気に2割値上げしたため、以前から導入しようと
思っていたヘアーカッター(バリカン)を購入、セルフカットする事にしました。
パナソニックとフィリップスで悩んで、結局フィリップスの HC5632/17 を購入です。
理由は後ほど。
フィリップス ヘアカッター HC5632/17
・通常モードとターボモードの2モード搭載
・ヘアースムーズテクノロジー搭載で2倍すばやくカット (旧品HC54XXと比較して)
・27段階の長さ調節でお好みの長さでヘアーカット
・デュアルカットテクノロジー搭載で、すばやくスムーズにカット
・防水仕様でお風呂場でも使用可能
・1時間充電で約90分間使用可能(コード付きでもコードレスでも使用可能)
・カッターの幅:41mm
・長さ設定機能:27段階
・長さ調節範囲:0.5、3-28mm
・精度(1 段階の長さ):1mm
※販売ページより
フィリップス 5000シリーズ ヘアーカッター・ターボモード搭載・27段階調整(3-28㎜) HC5632/17 [Amazon]
フィリップス HC5632/17 メーカー製品ページ
フィリップス HC5632/17 説明書(PDFファイル)
パッケージと同梱物
箱サイズは約192x223x高さ70mm

海外メーカーらしく段ボール素材のトレーに入っています。
ポーチは箱の中のトレー横に入っていました。

同梱物
ハンドル+刃、取扱説明書、グローバル保証書、充電アダプタ、スキ刈りコーム
ツーブロック用コーム(2mm)、ショートコーム(3-15mm)、ロングコーム(16-28mm)
クリーニングブラシ、ポーチ
説明書と保証書以外を並べた所で、ショートコーム(3-15mm)は本体に装着されています。

4種類のコームを並べてみました。

並べた本体と比べるとわかる通り、付属のポーチは大き目で同梱物を適当に
バラバラと入れても十分入るサイズ。

本体名称
主な部分名称で、充電用コネクタは底面にあります。

充電
充電は底面のコネクタへ付属の充電アダプタのコネクタ部を接続して行います。
コネクタには上下があるので、逆だと差し込めません。
また、コード付きで使う時の抜け防止か、差込みは固目です。

充電ランプ
充電中 | 点滅 |
充電完了 | 点灯 |
充電完了後30分経過するとランプは消灯します。

長さ調整とコーム
コームは両側の差込み部分をまっすぐ同時に脱着しないと破損の原因になります。
コーム無しでは0.5mmでカット。

下画像はショートコーム(3-15mm)を付けた状態で、左が最短の3mm、長さ調整ノブを
回して15mmにしたのが右でコームと刃のすき間が広くなっています。

刃の脱着
コームを外してリリースボタンを押すのですが、ボタン上の星印あたりを押すと

下画像のように刃の後ろ側が上がり、前側は本体へ爪が差し込まれているので
後ろを少し持ち上げるようにして取り外します。

取付けは下画像左の矢印先のへこみへ画像右の矢印先、爪の部分を先に差し込み
後ろ側を押し下げるとロックされ、取付完了。

廃棄する時は
各自治体の処理方法に従いますが、リチウムイオン充電池を取り外す必要が
ある場合は説明書に書かれているので、それに参考にして分解します。
説明書には分解説明の所に
「お客様による充電池の修理交換はできません。」
と書かれていました。
使用感
初回
ショートコーム(3-15mm)を使い、一番長い所で30mmほどになった髪の毛を
全体が15mm、部分的に10mm程度に調整して使ってみました。
コーム上にたまるカットした髪の毛を落としつつ使いましたが、サクサクと
刈る事ができて引っかかりも無し。
鏡でコームの平らな面が皮膚へ平らに密着するよう当たり具合をチェックしつつ
刈りやすい前の方でバリカンの動かし方に慣れたら横、コームが皮膚に当たる
感覚が掴めたらバリカンを逆手で持ち、後ろを慎重にカット。
前と横はともかく、特に後ろはメインの鏡ともう一枚の鏡で確認しつつカット
しようと思いつつもうまく見えず、コームが当たる感覚を頼りにやりましたが
だいたいいい感じに仕上がりました。
鏡だけではまんべんなくカットできたかわかりにくいので、一応全体のチェックは
人に見てもらう事をお勧めします。
ほぼ丸坊主で耳回りだけちょっと短く調整してカット、コームを外してもみあげの
カット程度は慣れれば一人で十分できそうな感じでした。
初めてのセルフカットでしたが予想以上にうまくできて、カット時間は40分程度。
バリカンの掃除も楽々で、ケープや落ちた髪の毛の掃除の方が大変です。
慣れればもっと早くできるでしょう。
2回目
やはり30mm程度になった髪の毛を今度は前回よりも少し短めの13mm、部分的に
10mmに調整してカット。
初回はケープを装着して行儀よく座ってカットしましたが、ケープや床に落ちた
髪の毛の掃除が面倒なので、何とかならないものか?と考えた結果、今回は
ケープ無しで大きなごみ袋の手前に立ち、上半身を前に倒してカットしてみました。
念のため服を脱いでおいて、最初は前に置いた鏡を見つつコームの当て方を復習し
後ろは頭をゴミ袋の上に持って行って、バリカンを逆手に持ってコームの当たる
感覚を頼りにカット。
全体的に念入りに何回もバリカンを通過させて、きれいにカットできました。
その後に耳回りと後ろ下の襟足を10mmにセットしてカット。
耳回りは鏡で見て下(耳の付け根側)が短くなるようバリカンを斜めにしてカットし
襟足は逆手に持ったバリカンを首の髪の毛が生えていない所から上に動かし
髪の毛をカットしている音が聞こえたら髪から放す感じでなんとなく刈上げが
できました。
慣れてきたのか前回よりもさらにきれいにカットできて、コーム上にたまる
髪の毛を毎回ゴミ袋へ落とすようにすればケープを使わなくてもなんとか
大丈夫で、首や肩の上の方にカットした髪の毛が付きますが、許容範囲。
ただし、前へかがんでカットするので腰が痛くなります。
それでも体を腕で支えるようにして、だいぶ楽にカットできました。
床屋2回分の予算だったので、元は取れました。
それに、カットしたい時に家ですぐできるのがいい所で、今回はケープの掃除が
なく、床の掃除もそれほど手間はかからず終了。
肩や首に付いたカットした髪はブラシで落としたり、ガムテープで貼り付けたり
しましたが、風呂に入ってしまうのが一番でしょう。
結局ターボモードは使いませんでした。
最後に このモデルを選んだ理由について
パナソニックか?フィリップスか?
最初はパナソニックにしようかと思いつつも、悩んだ末にフィリップスにした訳は
・オイル差し不要
昼間にカットしてすぐに洗髪すればいいのですが、夜入浴時に洗髪もしようと
なると髪に付いたオイル分が気になりそうなので。
・自動研磨システム
切れ味が長く続くといいなという期待感から。
・60分充電で90分使用可能
パナソニックの場合は8時間充電で使用時間40分というモデルが多い上、充電ランプ
があっても充電完了の挙動が無く、充電中にただ点灯するだけという使いにくい
仕様で、60分充電で90分使えるモデルはフィリップスの HC5632/17 よりもだいぶ
高いモデルになってしまうという点から。
他にもレビューを見ると、パナソニックのバリカンはコームに髪が詰まりやすく
カット中に頻繁に外して掃除しなければならないという書込みが多数見られたため。
フィリップスの方はあまりそういう書込みは見られませんでした。
また、保証期間が2年と長いのもいい所。
フィリップスの他モデル
以下の3種類は付属コームは4種類と同様のため、カット対応長さや長さ調整段階
は同じで、主な違いのみを表記してみます。
ターボモードはパワフルにカットでき、キッズモードは逆に静かになるモード。
ポーチや散髪ケープ、ハサミやコームの付属品違いがあり、通常モードのみの
HC5610/60 は値段が安い分バッテリーがニッケル水素電池となるため、充電時間が
長く、使用時間が短くなっています。
モデル名 | HC5632/17 | HC5690/60 | HC5610/60 |
---|---|---|---|
搭載モード | 通常モード ターボモード | 通常モード キッズモード | 通常モードのみ |
コーム4種(共通) クリーニングブラシ 充電アダプタ 以外の異なる付属品 | ポーチ | ポーチ 散髪ケープ カットハサミ カットコーム | 散髪ケープ |
充電池 | リチウムイオン | リチウムイオン | ニッケル水素 |
充電時間/使用時間 | 1時間 / 約90分 | 1時間 / 約90分 | 8時間 / 約75分 |
バッテリーはリチウムイオンで60分充電で90分使用可能がいい。
HC5690/60付属の散髪ケープは短目のため、別途長い物を用意する事になりそうな感じで
ハサミやハサミカット用コーム、キッズモードも不要。
という訳で
ターボモード付の HC5632/17 を購入しました。
悩むよりもさっと買って使う事をお勧めします。
慣れるまではいきなり短くカットせずに長めで慣れてから短くしましょう。
フィリップス ヘアーカッター HC5632/17 ターボモード搭載
フィリップス ヘアーカッター HC5690/60 キッズモード搭載
フィリップス ヘアーカッター HC5610/60 通常モードのみ ニッケル水素電池搭載
パナソニック バリカン
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